有名なロンドンの2階建てバスで、車掌が実際に使用していた発券機です。\r1997年に、ロンドン交通博物館で250ポンド(当時のレートで約50,000円)で購入しました。肩から下げるベルト付きのものは、すでに売り切れていたため、ベルトは元々ありません。\r外箱、本体ともにかなりボロボロですが、購入当時と変わりはありません。長期間実務で実際に使われていた物なので、かなり傷や汚れが目立ちます。\r現在、観光用の数台を除くとロンドンのバスはほぼワンマン化されているので、今後このような発券機がロンドン交通博物館で公式に売り出されることは無いと思われます。2024年4月27日現在、似たような発券機がイギリスのeBayで550ポンド(10万円超)で出品されています。\rhttps://www.ebay.co.uk/itm/176349342581\r\r実際に動かして発券することもできます。\r1.写真5左側の黒いダイヤルを回し、料金区分をセット(写真では「D」になっています)\r2.写真3上寄りの、くすんだ金色の部品を押しながら、左側のハンドルを回す\r3.写真6のように発券される(経年劣化でインクはかすれています)\r\r発券方法は、Youtubeで「Gibson A14 ticket」で検索すると動画がいくつか出てきます。\rhttps://www.youtube.com/watch?v=Z3lrjnhWybM\r\rただし今回出品しているものは、チケットを切り取った状態で次を発券すると、ほぼ必ず紙詰まりを起こします。詰まった場合には、写真5の緑色の部分にかぶさっている、縦棒が短いTのような部品の縦棒部分をマイナスドライバーなどで持ち上げ、写真7のようにふたを開けて紙詰まりを取り除いてください。紙を少し出した状態でふたを閉め、連続してハンドルを回せば、紙詰まりを起こさずに写真6のように連続発券ができます。\r\rかなりの年代物ですので、完品を求められる方、神経質な方はご遠慮下さい。ご購入後のクレームは、対応いたしかねます。私が購入時したときから中古品(実際に使われていた物)であったこと、紙詰まりを起こすこと、かつ素人保管であることをご理解のうえ、ご購入をご検討いただければ幸いです。\r\r重量:約3.1kg\r外箱のサイズ:25cm x 23cm x 15cm